その他の民事事件

不動産問題の相談ケース

「費用回収」という既成概念にとらわれすぎていませんか

【ご相談内容】

アパートの借り主が賃料を滞納し、催促をしても支払ってもらえず困っています。裁判を起こせば、強制執行をしてもらえるでしょうか。

【無料相談での対応】

強制執行をしても、相手に資産がなければ意味がありません。まず、多くの場合、家賃滞納が3カ月を過ぎれば、契約を解除することができます。ここから先はご相談ですが、任意退去を迫り、新しい借り主を探してみてはいかがでしょうか。

【正式依頼の結果】

問題の借り主へ引っ越し費用を援助し、早々に部屋を明渡してもらいました。

【ワンポイントアドバイス】

係争中に加算される家賃や強制執行費用を相手方に請求することも可能ですが、そもそもお金がないから滞納を起こしているのではないでしょうか。ときには損金の回収から離れ、将来的な利益を優先する視点が求められるでしょう。

 

※上記のケースは実際の事例を抽象化して紹介しています

交通事故問題の相談ケース

「保険」という既成概念にとらわれすぎていませんか

【ご相談内容】

保険会社の担当者が事務的な対応を取り続け、こちらの話を聞こうとしてくれません。弁護士に頼めば、態度が大きく改まると思うのですが。

【無料相談での対応】

態度さえ改まれば、それで良いのでしょうか。金銭条件の不満であれば、提示内容を精査した上で、裁判基準に基づいた請求を起こしていきます。

【正式依頼の結果】

弁護士の受任通知とともに、裁判基準に沿った算定資料を送付したところ、おおむねこちらの主張が通りました。

【ワンポイントアドバイス】

保険金はあくまで保険金であり、損害を直接補償する裁判の考え方とは異なります。枠にとらわれず、「自分には何ができるのか」からスタートしましょう。

 

※上記のケースは実際の事例を抽象化して紹介しています

借金問題の相談ケース

「借りたものは返す」という既成概念にとらわれすぎていませんか

【ご相談内容】

病気がちで定職に就けず、生活苦から借金を繰り返しています。親戚にも頼ったのですが、それでも利息が減らなくて困っています。

【無料相談での対応】

利息の上乗せを止めれば完済できそうでしょうか。もしそうなら、金融機関に対して交渉を進めてみます。ただし、債務は経済活動の結果であり、無理な返済プランは問題の根本的解決にはならないと考えます。最初から難しいのであれば、破産も検討に入れるべきでしょう。

【正式依頼の結果】

自己破産の申立てと同時に生活保護の申請を行い、これらが共に認められました。

【ワンポイントアドバイス】

債務整理の諸制度は国が認めた救済措置なのですから、それが必要なら、利用を躊躇することはありません。その際には、まず弁護士にご相談いただき、デメリットや将来への影響などを勘案した上で決めるようにしてください。

 

※上記のケースは実際の事例を抽象化して紹介しています

労働問題の相談ケース

「訴訟」という既成概念にとらわれすぎていませんか

【ご相談内容】

会社の上司が事あるごとに、「これだから女性には任せられないんだ」と口にします。セクハラが成り立つと思うので、訴訟を起こしたいのですが。

【無料相談での対応】

各種ハラスメントは、「嫌がらせ行為」であることと「客観的に見た不当性」が問われます。まず、その点を確認させてください。そして何より重要なのは、「裁判所の判断を求めたい」のか、単に「やめてほしい」のかということです。前者なら、証拠集めなどの準備が欠かせません。後者であれば、手間や費用をかけずとも、交渉による解決が望めます。

【正式依頼の結果】

当職が問題の上司と話し合いを重ね、言動に気をつける旨の一文をしたためてもらいました。

【ワンポイントアドバイス】

同じ会社で仕事を続けていくなら、権利の主張の仕方にも工夫が必要です。円滑なコミュニケーションを維持していくためにも、話し合いを進めてみてはいかがでしょうか。

 

※上記のケースは実際の事例を抽象化して紹介しています

法律相談のススメ

「ゴールを決めずに、ニュートラルな状態から何ができるのかを模索していく」。これが、当職の掲げるスタンスであり、根本的な解決の鍵であると信じています。ぜひ、「困っている」と「こうできるはずだ」を切り離してみてください。法律相談で伺いたいのは「困っている」事実です。「こうできるはずだ」については一緒に考えていきましょう。

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2018/04/12
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